最低男があたしの彼氏!?

†保健室にて

由梨那side

｢……ん｣
ここ…どこ…?
柔らかい…ベッド…？

｢お、起きたか｣
｢ゆりなあぁぁあぁ!!｣
｢え!?キャッ!!｣

目が覚めると、泣きながらあたしに抱きついてくる美優と冷静で静かな優真がいた。

｢大丈夫?大丈夫?ゆりなぁ!!｣
｢うん、大丈夫だから落ち着いて｣
｢お前、大丈夫か?四時間も気ぃ失ってたんだぞ？｣
｢よ！四時間!?｣

そんなに気ぃ失ってたんだ…。
｢あ、あだし…飲み物がってぐるね(泣)｣
｢う、うん。気を付けてね｣

そして美優は飲み物を買いにまたコンビニに向かっていった。
｢りっ陸斗は!?｣
｢…陸斗？あぁ、あの男？あの男はコンビニに置いてきた｣
｢そっそっか｣