優しい世界の作り方。
優しい世界の作り方。
僕は虐められてました。
ぱっとしない見た目やうじうじした性格が虐めっ子達の目を引いたのか、それはそれは酷く嫌な学生時代を歩んで来ました。
虐めは余りにも酷かった。それがトラウマになった僕は、ずっと社会に出れず引き篭りになってしまい家族からも屑扱い。居場所何てなければ生きる価値も無い。
どうして
どうして僕を虐めた奴等は幸せになって、虐められていた僕は幸せになれないのだろうか。
そんな事を考えては眠れない日が続いた。でも、答えは簡単だった。あいつ等が僕の幸せを全て奪ってるんだ。それならば、あいつらが消えれば僕は幸せになるんじゃないか。
「幸せになりたい」
そう願う僕は、僕に優しい世界を作ろうと思います。願っているだけじゃ何も変わらない。自分から行動しなくちゃ。
外に出るのは怖いけど、でも幸せになる為には必要だから勇気を出して。
「行ってきます」