★君の唇★
1、いじめられっ子
私の名前は安藤由香里、14歳の中学2年生。

2008年7月24日、夏休中。

私は、いつものように勉強していた。

勉強の途中、「ピンポーン」 誰かが、来た。

ドアを開けると、大きな荷物を持ったイケメン男子がいた。

この人の名前は、鹿波祐也。 私と同じ中学の同級生だ。

私は、この人が嫌いだ。

なんて言ったって、この人は超チャライ男だからだ。

私は、聞いた。「何しにきたの?」

すると、「泊まりに来た」とあっさり言う。

私は、それを聞いて怒ってお母さんに事情を聞いた。

「祐也くんの所のお母さんと知り合いで、とても仲が良かったの。それで裕也くんのお母さんに、海外に旅行に行くからその間預かってて、って言われたの」

私は、びっくりして急いで部屋に戻った。

するといきなり、祐也が入ってきた。

私は、怒鳴った。「なんで勝手に入ってくるの!!!」

裕也は、落ち着いて言った。「お前のお母さんに、ここで寝ろって言われたから、荷物置きに来た」

祐也が部屋から出て行った後、私は叫んだ。

「いやあああああああ~~」
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