ありがとうの気持ち(短編)
過去
君は次の日メールをくれたね。
オレはねお前を羅舞(らぶ)を愛してる。この気持ちはお前には届いてないのかい?

このメールを見た私はあぁこの人には話さなきゃ。
この人と向き合うんなら言わなくちゃ。って思った。
このときの私はもう別れたいと思っていた気持ちはなくなっていた。

だから、返信したんだ。
なんて自分勝手なんだろうって思いながらもメールを作成した。

件名 大事な話


これから話すことは今まで誰にも話したことのない事。
貴方と向き合うために話すね。
嫌いになったら振ってくれていいから。

じゃあ本題に入るね。

あの日まだあたしは小4だった。
あたしはその日放課後勉強があった。
だから帰りが遅かったんだ・・。
帰り道。
黒いベンツがあたしの横に止った。
男たちがねぇお姉ちゃんもぉさ、暗いから乗っていかない?
って誘われた。あたしは「乗らないし、あたしがまだ小4って知っての振る舞いなのかな?」って言った。
相手はあたしに「あぁ知ってるさwこのままだとのらなさそうだし!よっと」
次の瞬間あたしは車に乗せられた。
真っ暗な真っ暗な山の中。あたしは車内でレイプされ山に捨てられた。何キロも歩いて泣きながらも必死に歩いて帰った。

これがあたしの過去。
あたしの過去はもう一つある。

あたしが小5のとき先輩に告白されたのでなんとなしにOKした。
彼はその日「ねぇ。今度うちに来ないか?」って言うんだ。
別に断る理由もないから「うん!いいよ」って言ったの。
そしたらいきなり彼に殴られた。
何がおきたか分からなかった。
彼はあたしを殴りながら「お前はなんで俺以外の人間と話すんだょ!」
ただただ言いながらあたしを殴り続けた。
あたしは肋骨、頭蓋骨を骨折して入院。
それから私は分かれた。

あたしが別れようって言ったのは、そいつらと貴方が重なってしまったからだよ。
だって毎日のようにHなシャメ要求されるから。
でも、たいきは違うって分かったから大丈夫!




彼にメールを送信した。

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