一方通行な恋心
「やっぱり付き合ってるのかなあ? あの二人……」
私の後ろに立っている二人組の女性の会話が小耳に入ってきた。
「霧島くんと、マネの三崎さんって。この前、同じサークルの人がさー。あの二人が仲良くコンビニで買い物してたって話してたんだ」
「まじで?」
「うん。二人仲良くコンビニに入っていって、二人分の弁当と飲み物を買っていったとか」
「ええっー。それって付き合ってんじゃないの?」
「霧島くんも、三崎さんも、質問してもうまくはぐらかすから、実際のところわかんないよねえ」
「でもさ。やっぱ付き合ってんじゃないの? じゃなきゃ、二人でコンビニって無いよ」
どうやら同じゼミでも受けている人たちみたい。
霧島くんとも、三崎さんとも知り合いなんだ。
いいなあ。霧島君と同じ大学に通える人たち全員に嫉妬しても仕方ないんだけど。
羨ましいよ。
私も、霧島君と同じ大学に通って。楽しい大学生活にしたかったなあ。
私の後ろに立っている二人組の女性の会話が小耳に入ってきた。
「霧島くんと、マネの三崎さんって。この前、同じサークルの人がさー。あの二人が仲良くコンビニで買い物してたって話してたんだ」
「まじで?」
「うん。二人仲良くコンビニに入っていって、二人分の弁当と飲み物を買っていったとか」
「ええっー。それって付き合ってんじゃないの?」
「霧島くんも、三崎さんも、質問してもうまくはぐらかすから、実際のところわかんないよねえ」
「でもさ。やっぱ付き合ってんじゃないの? じゃなきゃ、二人でコンビニって無いよ」
どうやら同じゼミでも受けている人たちみたい。
霧島くんとも、三崎さんとも知り合いなんだ。
いいなあ。霧島君と同じ大学に通える人たち全員に嫉妬しても仕方ないんだけど。
羨ましいよ。
私も、霧島君と同じ大学に通って。楽しい大学生活にしたかったなあ。