桜の木の下で。
《雄也side》
「・・・本当に結ばれたな」
人のベッドを占領し、爆睡してる・・・アイツは。
あの学校にある桜の木のジンクス・・・。
前に荒真先生に聞いてたから知ってた。
でも、そんな事を東雲に言うと・・・笑われる。
絶対に。
「ンッ・・・」
俺の方に寝返りを打つ、仁菜。
「・・・さてと・・・。俺も寝るか・・・明日は買い出しだぁーし」
俺は立ち上がり、風呂場に向かった。
「仕事、がんばんねーとな」
仁菜が”東雲”から”大野”になるまで・・・あと7ヶ月。
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