星の色は何色?
「君は?」

そこには僕と同じくらいの男の子が立っていた。

一つ違うのは、その子の身体に
細い尻尾が生えていたこと。

不思議な事なのに
僕はあまり驚かなかった。

「俺は聖夜(セイヤ)星に暮らしてるんだ」

「え?星に」

僕は驚いた。

だって星には誰も住んでないって聞いたから。
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