メッキ仕立てのプライド
今まで逃げてきた分は、
立ち止まって動かなかった分は、
後ろへ戻っていった分は
もう、取り返しのつかないことに
なってしまった。
メッキ仕立ての、嘘っぱちの
プライドを、太陽にかざして、
輝いているふりをしていた僕は
そのプライドが本当は、
ダンボールでできていたということを
初めて知った。
そして、もう太陽にかざすものが
なくなったという事実を
受け止めるしかなくなったんだ。
立ち止まって動かなかった分は、
後ろへ戻っていった分は
もう、取り返しのつかないことに
なってしまった。
メッキ仕立ての、嘘っぱちの
プライドを、太陽にかざして、
輝いているふりをしていた僕は
そのプライドが本当は、
ダンボールでできていたということを
初めて知った。
そして、もう太陽にかざすものが
なくなったという事実を
受け止めるしかなくなったんだ。