不良が愛する女は地味子!?
あかり!ありがとう!


今、走って最上階の屋上のドアの前に来ている。


ドアノブを回すとドアが開き眩しい光と風と新鮮な空気がなぜか、懐かしく感じた。


屋上のベンチに1人の男の人がいた。


「つかさ?」


その人が振り向いた。


その瞬間、なぜか、ドキドキした。


「遅い!俺がここに来てから、1時間以上経っている。」


「えっ!?ずっと待っていたの?」


「あぁ!まぁ~、俺の勝手だしな。必ず来ると思って待っていた。」


そう言って、優しく微笑んだ。


かっこいい!


ドキドキがひどくなってきた。









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