歪みゲーム
エピローグ
「えーと…。青少年大量殺人?なんやこれ?」
歪みゲームが終わってから20年後。
一人の青年は20年前の新聞を見ていた。
「橋谷病院で青少年が何人も死。原因は不明。犯人も未だ捕まっておらず。…か。こわーっ」
一人、青年は叫ぶ。
青年の目に何かが写る。
「死んだやつの名前…。えーと…日下部アキラ、相良ユウ、相良ヨウ、白野…ましろ、まあみ、まひ、ろ…。いっぱい死んだんやなぁ…」
一人、青年は恐怖に落ちる。
「この犯人、未だに捕まってないんか…?」
一人、青年は狂う。
コンコン
青年の部屋に誰かがやってきた。
「突然すいません。――――と申しますが、歪みゲームに参加しませんか?」
少し老けた男だ。
「歪みゲーム…?」
「その事件、気になるんでしょう?」
青年は汗を流した。
数分後、青年は喋る。
「………歪みゲーム、やります…」
青年は、闇に落ちる。