歪みゲーム
「またややこしいルールを追加されたなぁ。さ、朝食を食べようか」
アキラがそう言ったから私も朝食の側に寄った。
しかし圭さんは
「朝食になにか入ってるかもしれないぞ!」
と怒鳴った。
「そんな…。それじゃ、私たちご飯食べれないまま死んじゃうよ…!」
私は心細くなった。
このままじゃ、狼にゲームオーバーにされる以前に死んでしまう…。
一体、どうすればいいの…。
「……9時になるまで待って、薬屋に薬をもらいに行こう」
圭さんが言った。
しかし、圭さんの言葉を無視してアキラはご飯を食べてしまった。