ヒコーキ雲の向こうに・・・
「あら・・・ほんと・・・」
先生はこっちに歩いてきて佳奈の存在にやっと気付いたみたい
「だいぶ汗かいてるわね・・・でも熱はもう下がってるみたい」
「よかったー」
本当にほっとした・・・
「よかったな」
「うん」
「もうあなた達は教室に戻っていいわよ」
「えーマジで!?」
「もう用はないでしょ?」
「まーね」
こいつホントにさぼりたかっただけじゃん・・・
「じゃぁ先生、佳奈をお願いします」
「はい♪まかせといて」
キーンコーンカーンコーン♪
「あ・・・掃除終わった・・・」
「やったねー♪」
ガッツポーズしてる雅人はやっぱり
子供でいつもの雅人だった・・・