ヒコーキ雲の向こうに・・・


「えぇぇえぇっ!?」

ビックリしすぎて思わず叫んでしまった

まわりの男子が振り向いた


「ちょっとww声でかいよw」

「…ごめんっ…ってか…えぇっ…」


千郷ちゃんは驚きっぱなしのあたしを見て笑ってるし…


「何??何で教えてくんなかったの??」

「だって別にいっかなって…」

「よくないっ!!…もぉ…」

「ごめんごめん」

「相手は??」

「…昨日さぁボール飛んできたじゃん…」

「えっ…うん…」

「……あのボール打った人…」

「えっ!?ウソ!!野球部!?」

「うん」

「あの…神…神……神園君!?」

「だよww」


あの色黒で背の高い…

マジですか…



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