☆あたしの隣は俺様芸能人っ?!
「とりあえずそこどいてよっ。もう寝るんだから」
「やだ」
「は?!」
やだってなに?!やだって。
あたしの方が嫌だよ。
「‥‥変態」
「男はみんな変態なの。」
慶太はふっと笑うとあたしの上からどいて、ベッドに横になった。
「莉乃、おいで?」
手を広げて笑う慶太。
「‥‥‥っ」
い、行けるわけないじゃん!
こんな狭いベッドで一緒に寝るなんてやっぱり無理だよ!
密着度とかやばいし‥
慶太があたしの隣で寝てるんだよ?
そんな状況、あたし死んじゃうよっ。
「‥どうしても一緒に寝なきゃだめ?」
「だめ。」
やっぱり。
あー!
神様、どうしてあたしはこんな状況になってしまったのですか?
今までずっといい子にしてたじゃないですか!