徐々に僕は君色に染まっていく
☆1章〜この時、君と出会わなければ良かったんだ〜

「僕」こと佐々木龍之介
なんの変哲もない高校2年生

今日もいつものように普通の一日が始まる
・・・と思っていた

それが運命の扉を開くなんて
まだ、誰もしらなかった

「龍、今日俺の席さぁ数学あたっから
そん時はよろしくな」

『やってきてないの?
しょーがないな』

この男子は荻野日向
サッカー部で金髪、いわゆる不良
でも、人は見た目じゃないと言う
言葉は本当だとこいつを見て確信した

「荻野!またやってないの!
やってきなさいって言ったじゃない!」

「しかたないだろ、昨日サッカーの試合だったんだぜ」

「そうゆう問題じゃないでしょ」

この荻野に文句を言ってる女の子が
酒井佳苗さん
このクラスの学級委員で吹奏学部
これは僕の予想だけど
酒井さんは荻野の事が好きだと思う
だって彼女が荻野を見る目が違うんだ

これが僕の日常だった
それが君が来ただけで180度変わった
君と出会わなければ
僕の世界がモノクロだった事すら
気ずけなかった
それだけ君は僕に影響を及ぼしたんだよ

「ありがとう」
< 2 / 38 >

この作品をシェア

pagetop