REAL HOPE Ⅱ
「風神の総長にドライヤーをかけさせるなんて、きっと何処探してもジュンちゃんだけだね」そう言ってハルマがクスクス笑っている。
私の明るくなった髪は、ふわふわと微をかすめてくすぐったい。
トリートメントをしてもらったからか、いつもよりサラっとしている髪が心地良い
きっとキューティクル増えたと思う
「終わり。」
そう言って立ち上がったレツに、お礼を言おうと振り返ると
「すきあり!!!」
ズガガーンっとけたたましい音が部屋中に響いて
「よっしゃあー!!」その声で画面に戻した時には【END】の文字が流れていた。
ツカサはずるい…
すきをつくなんてズルすぎる…。