REAL HOPE Ⅱ
私は恥ずかしさのあまりレツの頭をぺシッと叩いた。
それにはさすがのレツもお目覚めらしく
「いてぇ」そんな短い声が聞こえてきた。
そしてギロっと鋭い視線…
寝起きのワルさマックス
低血圧マックス……
「あ、アズサさんが呼んでるよ?」
動揺しつつニコッと笑った私に、レツが入口へと視線を変えた。
扉の前では、まだニヤニヤしているお姉さま
「んだよ。」
さらにレツの低い声が響く
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