REAL HOPE Ⅱ
「暴走隊準備できました。ツカサさんお願いします」
コンコンとノックの後、外から聞こえてきた声
それに部屋にいた全員が反応するように入口を見ると、ツカサが立ち上がる。
「さぁーてと、一仕事しますか」
ぐいっと背中をそうようにして伸びをしたツカサは
ボキボキっと背骨をならすと、扉へ手をかける
「ツカサ、気お付けてね」
呼び止めた私に
「おうっ」
ツカサは拳をこっちに向けて楽しそうに笑った。