REAL HOPE Ⅱ



総ちゃんの存在は、私の生活のなかの一部だった



レツやツカサ ハルマと同じぐらい大好きだった。


男のロマンを教えてくれた総ちゃん



友達になってくれてありがとうと言った総ちゃん



「…そうちゃーん…そ…うこ…遊びきてね…」




泣きじゃくる私にニカッと総ちゃんは笑うと、かがんでいた足を伸ばして


「もちろんっ」


嬉しそうに笑った。


レツは言った。

これは別れじゃないと




だから待ってるよ



また総ちゃんと会える日を………――












< 276 / 306 >

この作品をシェア

pagetop