REAL HOPE Ⅱ



帰りはそのままレツの家にお泊まりをした。


ツカサとハルマも一緒に泊まったから、何か旅行に来たみたいだ。



「……ん…」



まだ薄暗いレツの部屋は、朝でない事を示していて、ベットの上から床で寝ているツカサとハルマに目を向ける



二人とも、床なのに爆睡……



私の隣では、スースーと寝息をたてているカッコイイレツ


はだけたシャツが、女の私よりはるかに色っぽいとは、どういう事だろう…



私がレツの胸によりそうと



レツは無意識なのか、寝ながら私をギュッと引き寄せた。



この大きな腕が好き



レツに包まれながら寝るのが一番落ち着く。




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