REAL HOPE Ⅱ
いつか私が一人でも安心して眠れる日は来るんだろうか
あの家で、
レツの隣にいるときみたいに安心できる時はくるのかな
「…レツ。」
小さく呟いてみる。
もちろん返事なんてない
だって目の前彼はスースーと似合わない可愛い寝息をたてているのだから
「レツ」だけどもう一回だけ呟いてみる
私が今 レツの側にいるって事を確認したいから。
「おやすみ」
私は一人そういうと…ゆっくりと瞳を閉じて夢の中へともぐりこんだ