REAL HOPE Ⅱ
どうやら置いてかれたらしい私……
リキトさんって、前に一回だけ会った雅龍の総長さんだよね?
レツ達は、ああやってたまに忙しそうにしている
そんな時は、やっぱり私は邪魔なのだろうか…
少しシンミリしていた私に「原チャリ乗ってみるか?」ニヤッと笑ったのはツカサ……
「え!!いいの?」たちまちキラキラと輝きだした私に、ツカサは爆笑すると
「レツとハルマには秘密だぞ、」
言わないよ、だってあの二人が私を置いていくのが悪いんだ!!
私の遊び心は、完全にツカサに乗っ取られていた