好きになるだけで・・・
「嬉々!教えてあげて~」

「うん、いいけど・・説明下手だよ・・・」

「大丈夫!!」

「じゃ~私先にお風呂~」
桜はお風呂に行った。

「え~とねここはこうなるからこうね」

「うんうん」

「嬉々分かりやすいよ~~」

「頭いいな~いいな!!」
芽衣に褒められていると役に立ってるな~って思う。

「でもさ!なんで頭いいのにうちの高校いったん?」

「もっといい高校あったっしょ?」

「中学のころ・・・荒れてたから無理だった・・・」

「そっか・・・」

芽衣は暗くなった。

「芽衣!そんなに暗くなんないで!!私がこの高校で桜と芽衣に会えてうれしかつた
からそれでいいの・・・それで・・いいから」

私はいつの間にか涙を流していた。

「そっか~うん・・・つらかったね・・もう大丈夫だよ!!」

「ありがとう!!」

芽衣はすごくやさしく抱きしめてくれた。



< 38 / 96 >

この作品をシェア

pagetop