好きになるだけで・・・
私は職員室を後にした。

廊下を歩いていると・・・


「嬉々?」

こそには慶がいた。

「うん?今来たんだ」


「ああ・・・髪染めたんだ・・・前髪も・・・」


「うん・・・なんかみんな前髪にふれる!」


「あはは・・・かわいい」


慶は私の頭をなでた。


「こっちのほうが嬉々らしい」


慶は優しく抱きしめてくれた。


「ありがとう」


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