情の濃い死神と幸の薄い僕の話
不幸という名の偶然が、
折り重なって折り重なって
俺の頭上に降ってきた。


「なんで俺、こんな運悪いんだろ…」


そんな経験、
みんな1回ぐらいしたことあるよ。
気にすんなよ。

こう言う人もいるかもしれない。
しかし、考えてもみて欲しい。
こんな出来事が日常茶飯事。
しかも、1日のうちに何回もあったらどうだろう?


どんなにポジティブ思考をモットーにしていても、ネガティブな気分になること間違いないだろう。



俺は、そんなネガティブになるような生活を
この14年間、ずっと続けてきた。


ずっと、不幸という2文字を
背負いつづけてきた。




< 2 / 9 >

この作品をシェア

pagetop