いじめ~お金が飢えた人生~
私は泣きそうになる。

なんで私がこんな目にっ・・・・

「ちょっと・・・・・

今のは言いすぎじゃないですか!?!?!?

いくらなんでもいいすぎです。」

「ちょっ・・・・・
何怒ってるんだ?これはゲームだぞ。」

先生は予想をしていなかったのか、依子が怒ったことに
ちょっと慌てている。

「ゲームなんかじゃないでしょう。
何回も相談されてるんです!!」

「よりっ・・・・こっ・・・・」

私はもう涙でぐちゃぐちゃだ。

「いや・・・・そのっ・・・・

嘘!!嘘だ、こいつの言ってることは__」

「あの!!
先生なのに何をしているんですか!?
私は、前の学校でいじめられてたから分かるんです!
先生までいじめをするなんて・・・・

最悪です!!!!」

「・・・・・そうだよ。」

突然、誰かが声を出し、つぶやいた。

「私は止めることも出来なかった・・・・
多分皆は、私の存在を知らないと思う。」

確かに。皆、「誰?」という顔をして見ている。
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