干物女に一滴の雫を・・・
 「冬稀さん!」

 突然後ろから声がした。振り向くと・・・・

 綺麗な女の人。ふわふわの髪をポニーテールにしてあった。

 「また、女の子をいじめて!!」

 ・・・・・。え?女ってわかった???

 やっぱね。この佐倉冬稀がおかしかったんだよ。

 どうだといった感じの顔で対面を見やると・・・・・

 佐倉冬稀は何とも言えない表情・・・。

 「ゲ。出たよ。。変人、植月唯緒ウエヅキイオ。」

 「・・・・変人??あんたの方が変人だわ!!!」

 ・・・・何だ??この二人・・・。

 ・・・メンドイな。いいよね?ほっといても。

 ということで、、、

 心の中で敬礼してそそくさと走り去ろうとすると・・・・

 「グエ! じぬーーーー!!!」

 いきなり首根っこをどちらか二人に掴まれた・・・。
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