甘い恋には遠すぎて
◆一臣side◆
『でさ、彼女が来たんだよ!あの白いワンピースが似合う彼女が!』
俺の前で延々とペラペラしゃべる貴也。
どうやらバイト先のコが連れてきた女が、ここのところ電車でよく見かけた一目惚れの相手だったらしい。
『白いワンピース?』
俺は、ファミレスのホットコーヒーを啜りながら、仕方なく貴也の話しに付き合うことにした。
『あっ、白いワンピースが似合いそうって俺の妄想ね!』
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◆一臣side◆