甘い恋には遠すぎて


『ねぇ一臣くん、今度は、いつ会える?』


俺の腕の中で、甘えた声を出す女。


『ん〜、わかんない。』

『わかんないって何〜?』


『気が向いたらな……。』


あんまりしつけぇともう会わねぇぞ!と言いたい所だけど飲み込んだ。



脱ぎ捨てられた服に手を伸ばす。


『えっ?もう帰っちゃうの?!』


女は慌てて、引き止めようとするが、




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