甘い恋には遠すぎて


公園から10分もかからず貴也さんの家についた。


立派な門構えの一軒家。

『『お邪魔しま〜す。』』




『えっ?!』


中から女性の声がして、続いてバタバタとスリッパの音が。


『何〜?お母さ〜ん、お姉ちゃ〜ん、貴也が彼女二人も連れてきたよ〜!』


スレンダーな美人のお姉さん、秋穂さんというらしい。


『秋ネェどいてよ!二人ともビックリしてるじゃんよ!』




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