甘い恋には遠すぎて


『いこっ!』


トレイに紅茶とクッキーの皿を乗っけて、とっととその場を後にする。


私達はお姉さん達にお礼を言って慌ててそれに着いていく。


『なによ〜貴ちゃん、もっと二人と話ししたかったのにぃ〜!』


階段の下から、秋穂さんの声が聞こえた。


『ごめんね〜うるさい家族で。』


『そんなことないよ、賑やかで羨ましい。』


『うん、お姉さん面白い!』




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