甘い恋には遠すぎて
『待ったよ、あっ、こっちがレイナでこっちがセナちゃんね!』
『『よろしく〜♪』』
二人はペコリと頭を下げる。
ん?なんだ、なんだ?
ど〜ゆ〜ことだ?!
俺は、曖昧な笑みを浮かべながら頭を下げた。
状況が飲み込めない俺を一臣は、ニヤリと笑いながら見ていた。
『じゃ〜さ〜、とりあえずカラオケでいっか〜君たち未成年だしね。』
綺麗なロングの茶髪をかきあげながら、レイナと紹介された方が言った。