black-and-white
「なにが、結果オーライだ。アホ」




うっ……毒舌……。



ていうか…。




「声に、出てた……?」



「うん」




本当、ついてない……。



ガックリ肩を落とす。



ま、あの事件について調べるんだから気合い入れないと!




「……理事長とこ行くぞ」



「なんで?」



「学校の時間削んないと捜査なんか出来ないぞ」



「そっか」




冬真君の説明に納得したわたしは冬真君とともに鏡のある部屋へと急いだ。



世界を渡るのはもうなれた。



実際、こっちに1人で来るのは勇気があったけど…。
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