black-and-white
真緒ちゃんって意外と毒舌だからなー…。




「じゃ」



「うん…」




真緒ちゃんに手をふって補習の準備をする。



隣には寝ている冬真君。



起きないと補習受ける事に………。




「ねぇ、冬真君。起きて」



「……」




肩を揺らしても寝ている冬真君。



どれだけ眠いんだろう…。




「補習はじめっぞー」




冬真君を起こそうとしていると先生が来てしまった。



先生が来たのと同時に冬真君の体がもぞもぞ動き出した。



「あ…」



わたしが小さな声を漏らしたら先生も話しだした。


「お、自主参加か?偉いな、冬真」
< 17 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop