black-and-white
正吸に会って、部屋に行った。



そしたら部屋の奥に鏡が……。



あ……、そうだ。



吸血鬼界から人間界に行く途中。



ここはいわゆる時空の間…。



あれ、冬真君は……?




ゾクッ




やだ。



急に寒気が。



体を寄せて両腕を掴み、その場に縮こまり、目を瞑った。



体は浮いている。



怖いよ。



なんで、こんなに怖いの?



やだ……──っ。







***







「──……要……」



誰かの声で目を覚ました。



起きたらそこは教室で、目の前には真緒ちゃんの顔があった。
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