レンアイ 遊興




あの日。

原敏史さんに会った日。


『絶対オレが守るから』


そんなことを聞く前から本当はわかってたんだ。


『つくしさ、好きな奴いんだろ』


そう、この時。

原敏史さんに言われた言葉。


この気持ちが『好き』なんだって思った。


原敏史さんに脱がせられた時、凄く凄く怖かったけど

空先輩が来た瞬間、本当にホッとした。


『絶対オレが守るから』


なんて言われながら空先輩の腕の中にいて

このままでいたいと思った。



私、空先輩のこと好きなんだって思った。




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