レンアイ 遊興
なんて思いながら、前から来る敵の鉢巻き目掛けて襲い掛かると
『…女子に騒がれたくらいで調子に乗ってんじゃねぇよ。一年のくせして』
………は?
そう言われた瞬間、肩を捕まれ思いっきり前に倒された。
『は?ちょっまっ』
慌ててももう遅い。
オレの体はみるみるうちに下に落下して一一一…
『空!?』
なんてあきの声がしたところで頭に激しい痛みが走った。
正直そこから記憶がなかったりする。
目を開けると目の前にあきがいて、
ドアの向こう側に女子達がこちらを盗み見しているのが見えて。
そこが保健室だと言う事に少し時間がかかった。