レンアイ 遊興
はぁーとため息をつく私に、とにかく教室行こっかと支えてくれた朱音。
教室に戻ると
「朱音ーっ!どこ行ってたの!?服が作り終わったよー!」
なんて声がたくさん上がった。
本当!?と朱音と一緒に見に行くと
「あーだめだめ。お姫様役のつくしには明日までのお楽しみー!」
と、私だけ教室から追い返されてしまった。
…どこ行こうかなぁ。
なんて考えながら、ふらふらと歩いていた。
すると、どこからか聞こえてくる谷崎さんと言う声。
振り返ってみると
えっ、なに!?
男子達が私を目掛けて走って来た。