レンアイ 遊興




反射的に私は逃げる。


「なんで逃げるんだよー!」


なんて声が聞こえるけど、

だって怖いんだもん!!


「「「オレと踊ってよー」」」


「踊りませんっ!」


叫びながら追って来る男子達に、叫びながら逃げる私。



勘弁してくださいっ!


私が全速力で走っても、男子達に敵うはずもなくて。


ていうか先輩だよね?逃げきれる訳ないよぉ〜


なんて思っていたら、階段があったから一気に駆け上がった。




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