レンアイ 遊興
酒のせいだと頭ではわかっていても、体まで言い聞かせられなくて。
ゆっくりつくしをベッドに押し倒す。
「好きだよ」
熱っぽいその頬を優しく撫でてあげれば、少しだけびくんと体を強張らせたつくし。
「わかってる?それ、誘ってるとしか思えない」
つくしに四つん這いになりながら、真っ直ぐ見下ろす。
「つくし…」
優しくキスを落とす。
すぐに唇を離してつくしを見下ろしたら
「えへへっ」
「え?」
「キス…嬉しい」
にこにこして、つくしの口から出たとは思えない言葉が返ってきた。
「そりゃ」
ちょっ…待てよ。
オレだってそんな…
「もっとキスして?」