レンアイ 遊興
先生が入って来て、席に戻る朱音。
「えー、今日の予定は…」
先生を見ると朱音の背中が視界に入る。
そういえば…朱音は彼氏さんとどうなったんだろう?
でも、こういう事何回もあったから、心配しなくても大丈夫だよね?
ていうか、朱音の彼氏ってどんな人なんだろう。…ちょっと気になるかも。
よし、ここからそんなに高校遠くないし!今日行ってみよう。
そしてガツンと言ってやるんだあ。
ふふっ、なんか放課後が楽しみになってきた。
なんて思ったら自然と口元が緩んでしまった。