初恋
出会い
「い…飯島さん」
「…?なんですか?」
「好きなんです!付き合ってください」
私の名前は飯島 美嘉
高校一年生
「ごめんなさい、付き合えない」
「…」
「アタシ、アナタたちが思ってるほどいい子じゃないから」
そう言い残してその場を立ち去った。
アタシが言った言葉は嘘じゃない
事実…事実だから
仕方ないの…
アタシと仲が良かった
金井 真那とは
毎日一緒に遊んだ
泊まったり
イタズラをしたり…
大好きな親友だった。
今は会っても目もあわさない
「真那といてもおもんねぇ~~!」
この一言が…
この言葉を真那が聞いていなければ…
服装だって
アタシはギャル系に…
真那は可愛いほんわかした女の子に…
変わったのは真那じゃない
アタシ自身が変わっていったんだよ…