初恋

「?!」


アタシは、相手を突き飛ばした


「な…何するのっ?!」


「ってぇ~」


あいてはアタシを睨みつけた


「てめぇ~犯すぞっ?!」


アタシは頭ををさえて震えると

「なーんてなっ」


ニコニコしだす。


「俺の名前は、落井 和磨。呼び方は任せる」


「…、分かった」


「で…」


和磨はそういうとアタシの腕を


つかみ直し…

「俺の女になるでしょ?」

と、言ってきた。


≪悪い人じゃなさそう…≫

そう思った

「ょ…」


「え?」


「いいよ、付き合ってあげる」


「マジで言ってんの?」


「うん、マジ」


和磨はものすごく喜んでいた。


まわりにいた男たちは

「ヒューヒュー」


とからかうので

「んめ~ら うっせーぞっ」

和磨は顔を赤らめて

そう言った。
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