初恋
「美嘉ちゃん、お母さんとお父さんは許可だしてくれるの?」


「両親は、アタシを放置してますから…」


「じゃぁ、うちにいなさい。美嘉ちゃんを育てていくわ」


「マジでいいんだな?」


「えぇ~もちろんよぉ~」

和磨も優磨も男だもの~和磨のお母さんはそう言った


「ねぇ~和磨」


「なんだ?」


「優磨って誰?」


「俺の兄貴」


「お兄さんいたんだぁ」





「美嘉ちゃん」

和磨のお母さんが名前を呼んだ

「はい」


「何年生?」


「高校一年生です」


「高校行きたいでしょ?」


「行きたいです」


「よね~」


「はい」


「美嘉ちゃん、これからはわが子のように扱うから美嘉ってよんでもいいかしら?」


「全然いいですよ」


「だから美嘉ちゃん…美嘉も何て呼ぶ?」


「うぅ~ん」


「ママでいいじゃん」


和磨がそういった

「そうねぇ~、じゃぁママにしましょうかっ」

ママはそう言った



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