エリートな彼に甘く奪われました
しかし、俺の頭の中は別の事でいっぱいになっていた。

空港で、あんな事しなければ良かった…。

呆気に取られる彼女を引き寄せ自分の想いを押し付けた。

結果、彼女の口から自分への気持ちを聞き出せたけれど、愛と別れてエスカレーターを降りる瞬間、笠島の社員数名と目が合った。

あれは、営業二課の面々たな…。

俺に関わる女性は嫌な目に合う事は分かっている。

しかも今回は自分が側にいないから守る事も出来ない。

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