エリートな彼に甘く奪われました
「………。」

尋ねておいて何だが、俺は先ほどの甘い衝撃も忘れて固まってしまった。

俺の言うあれ、とは避妊具の事だ。

何故、俺との事を予測もしなかった彼女の部屋に常備してあるのか。

いや、おかしな事ではない。

大人の女性なら持っていても不思議ではない。

しかし…。

安東先輩のものなのか?

忘れていた記憶が蘇る。

大体、彼女と関係を持って問題ないのだろうか。


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