プラトニック・ラブ
お母さんのしつこさに負けたあたしは、やはり事実を口にすることになってしまった。
お母さんにはやはり勝てない。
結果あたしが負ける形になってしまった。
あたしの言葉を訊くと、今までのが嘘のように黙ってしまったお母さんにあたしは不安を覚える。
マズイ。
怒られる…?
暴力を嫌うお母さんはそういうことに関してすごくウルサイ。
だからなるべく我慢してたけど―――…あたしにも限界というものはあった。
だからさ?
…許してください。