プラトニック・ラブ




そしてまた大声で笑い、そこでようやく仲間の人から「早くしてあげな」という催促に渋々小皿を渡してくれた。



この皿を渡してもらうまでに一体何分かかったんだろう…。



この時点でいろいろ精神的に疲れたあたしは、おぼんに小皿を4枚乗せ厨房から出ようとしたときだった。



ショッキング。



ナイスタイミングなのかバットタイミングなのか。


海さん達4人がちょうどあたしとすれ違うように厨房に戻ってきた。



う…嘘でしょ?!



マジできちゃった笑えない展開。



あたしは1人であの空間に…?



考えただけで恐ろしい。


考えていたことが本当になってしまった。



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