ma Cheri


「つっ…付き合ってないんだから、別にいいじゃない!」

「なんなのよ、逆ギレ?うざい!」


それはこっちのセリフですけどー!


さすがに頭にきて言い返そうとするといきなり私の前に誰かが立った。

風に乗ってさわやかなシトラスの香りがする。


「えっ…」


その人の顔を見た女の子の顔は真っ青に青ざめている。

逆光で何も見えない。






でもなんだか安心する。

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