君のこえ

恋

この日あたしは祐輔に惚れました｡完全にベタ惚れ｡
次の日学校にいって、クラスの名簿を開き名前を探す｡

村越 祐輔

あったぁ――★
心の中で叫ぶ思わずニヤける顔。
そんなあたしをみて後ろから話しかけてきた華奈｡華奈とは中学が一緒で仲が良かった｡
｢優衣なにニヤけてんの??｣｢別にぃ―｣
｢何??好きな男でもできた?｣
｢ちっちがうから｣
ヤバい焦ってどもっちゃった｡
｢隠すなよ｣

華奈には昨日の事を話した｡
｢へぇー優衣に好きな人ができたのぉ!!見てみたいな｣

そろそろ祐輔来るかな??

ガラっ―

一気に沢山の不良男子が入ってきた。そんなかには祐輔｡すぐに見つけられた｡
昨日と同じツンツン頭。


不良男子の1人光太があたしを指さして何か言ってる、祐輔が説明するような仕草。何言ってるんだろ?

｢祐輔ってどの人??｣

｢あの身長高くて茶髪でツンツン頭の｡｡｡｣
｢イケメンぢゃん!!｣
華奈が目を輝かせてる隣であたしはずっと祐輔の事見てた。